石垣島・沖縄の暮らし/ a life in Ishigaki island, Okinawa.

2018年に石垣島へ移住した私のブログ

石垣島の10月、観光シーズンがひと段落。地元が感じる“静けさの季節” お散歩にオススメの場所は白保エリア

10月の石垣島
真夏の観光ラッシュが落ち着き、街にも少しずつ静けさが戻ってきます。
夏の間はどこへ行っても観光客でいっぱいだったカフェやビーチも、いまではのんびりと過ごせる空間に。
この季節になると、島に住む私たちはようやく深呼吸できるような気がします。

最近はめっきり台風も来ないし、10月は石垣島を旅行するのにオススメの時期となりました。


🌴 観光シーズンが落ち着く、地元にとっての“秋”

石垣島には、はっきりとした「秋」という感覚はありません。
とはいえ、10月になると空気が軽くなり、陽射しもやや柔らかくなります。
エアコンを切っても過ごせる夜が増え、夕方の風には少し涼しさを感じるように。

夏のピークに比べて観光客が減るこの時期、地元民にとっては「ようやく自分たちの島が戻ってきた」と思える瞬間です。
市街地の公園では子どもたちの声が響き、港では地元の高校生たちが部活帰りに語り合う姿も。
観光地でありながら、日常が息づく——そんな風景にほっとします。


☕ のんびりカフェ時間、地元民が戻る“街のリズム”

7月から9月までは、どこのカフェも観光客で満席。
でも10月になると、地元の常連さんたちが少しずつ戻ってきます。
お気に入りの席でアイスコーヒーを飲みながら、ゆっくり海を眺める時間。
地元の人にとって、この季節の静けさは何よりの贅沢です。

 

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観光客の方にも、10月は「地元の日常を味わう旅」としておすすめ。
たとえば港の近くのローカルカフェや、八重山そばの店で島の人たちと会話を交わしてみると、旅の印象がぐっと変わります。

私の個人的オススメは白保エリアのお散歩です。
八重山風の住宅を見学しながら、静かな白保エリアをお散歩するのは本当に気持ちがいいです!

特に日曜日は白保サンゴ村で日曜市が開催されるので、早めに白保に行ってお散歩をして、小腹がすいたら日曜市でローカルフードをつまむのがオススメです。

他にもおしゃれで美味しいピザやさんもあるのでチェックしてみてくださいね!

 

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🚢 ただし注意!クルーズ船来航日は“タクシー難民”に

ここ数年、石垣港には大型クルーズ船が頻繁に寄港するようになりました。
その日は、島の人口が一気に数千人増えることもあります。
観光バスはもちろん、タクシーがまったくつかまらないほど。

地元民も通勤や通院で困るほどなので、旅行者の方は要注意です。
特に「空港に行くタクシーが捕まらない」「離島ターミナルまでの移動ができない」といったトラブルは珍しくありません。

そんな時の対策としておすすめなのが、

  • 前日までに【レンタカー】を予約しておく

  • 宿泊施設の送迎サービスを事前確認

といった方法です。
10月は比較的空いていますが、クルーズ寄港日だけは例外
「静けさの島」が一気に“賑やかな港町”になる日があることを、覚えておいてくださいね。


🌺 静けさと賑わいの両方を感じる、10月の石垣島

10月の石垣島は、「観光のピークが終わった静けさ」と「クルーズ船がもたらす一時的な賑わい」という、ふたつの表情を持つ季節です。
昼間はまだ夏のような陽射しの中、海辺でのんびり過ごし、夕方には涼しい風に包まれる。
そんな穏やかな時間が流れる一方で、港の周りは世界中の観光客でにぎわう——このギャップもまた、島の魅力のひとつです。

観光客として訪れるなら、クルーズスケジュールを少し意識して計画するのがポイント。
そして、ぜひ地元のカフェや市場をのぞいて、「観光地ではない石垣島の顔」に触れてみてください。

 


✈️ まとめ|10月の石垣島は“呼吸できる島時間”

夏の喧騒を抜けた10月の石垣島は、旅をする人にも、暮らす人にもやさしい季節。
少し湿気が引いた風にあたりながら、のんびりと過ごすカフェタイム。
そして時おり寄港するクルーズ船で世界の人々が行き交う港の風景。

石垣島は、季節ごとにまったく違う表情を見せてくれる島です。
10月はその中でも特に「島の本来の姿」に近づく季節。
静けさを楽しみたい方は、ぜひこの時期に訪れてみてください。